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11. 英語が通じない!

アメリカに到着した直後の数日間は、一軒家をシェアして生活していた日本人留学生の
ところで、お世話になりました。

たぶん、到着した日の翌日か翌々日ぐらいだったと思いますが、「近所を探索してみよう!」と
好奇心いっぱいで、散歩に出かけました。 なんと言っても、“初めての海外・アメリカ”です!

途中、30才前後の男性が庭で作業をしていたので、調子に乗って「ハロー」と声をかけて
みたのです。 その時の会話は以下のような感じでした。

百武 : こんにちは。
男性 : こんにちは。 どこから来たの?
百武 : 日本からです。
男性 : 何才なの?
百武 : 私は20才です。
男性 : え? 何才なの?
百武 : 私は20才です。
男性 : え??
百武 : 20才
男性 : ん??
百武 : 私は20才です。
男性 : あ〜、20才ね。
百武 : はい。
男性 : あの山の向こうにウォタフォがあるよ。 行ってみたら。
百武 : ???
男性 : ウォタフォ。
百武 :??? (心の中で「ウォタフォ」って何だろう?)
男性 : ウォタフォウォタフォ
百武 : ???(何のことなんだろう??)

結局、最後まで「ウォタフォ」は分からないまま、その男性との会話は終わったのでした。
そして、滞在先に戻って、日本人留学生のB夫さんに質問してみました。

百武 : さっき、アメリカ人に「山の向こうに『ウォタフォがある』って言われたんですが、
     ウォタフォって、なんでしょうか?」
B夫 : ああ、“滝”のことね。 water fall のことだよ。
百武 : あー、“滝”ですか? ああ、water fall ですね。 なるほど・・・。

中学校1年生で習った、「I am twenty years old. 」の「twenty」の発音が悪く、通じない
ことに気づかされると同時に、「ウォーター・フォール」と覚えていた英語の発音が
ウォタフォ」であることにちょっと驚いたのでした。

そして、「トゥウェンティー」とバリバリの日本語なまり(?)だったtwentyの発音が
トゥウェティ」や「トゥウェニィ」であることを理解したのは、数ヶ月後のことでした・・・。

ただ、この時点では、これだけ聞き取る力がなく、発音が悪すぎて英語が通じないことの
“重大さ”にまったっく気がついていなかったのでした。

今、思い出しても「よく、“英会話力ゼロ”で最初から長期滞在をしたものだなあ〜」と
あきれるばかりです。(^_^;)

教訓:その11
留学出発前までに、最低限の日常英会話は身につけておきましょう!


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